35歳で妊娠と出産の体験記

赤ちゃんができたときの話

初めての診察

妊娠検査薬で陽性がでてからや、妊娠したかなと思うと初めての診察に行きますね。不安と緊張と楽しみが入り混じったような気持ちで病院に向かい、待合室にずらりといる妊婦さんのお腹を見てびっくりなんてことも。受付で記入した問診票を渡すと、臨月の妊婦さんのお腹をじーっと観察してしまいました。本当にあんなに大きくなるの?すごくしんどうそう・・。

とても動きにくそう。もうすぐ産まれるのかな?なんてことを思いながら妊婦さんの様子を見ていました。みなさん、お腹に手をあててなでていてたり、長い妊婦生活で疲れているのか眠ってしまっていたりでした。そして受付番号を呼ばれて診察室へ。

初めての内診はとても緊張するものですよね。内診をしてもらいながら、エコーを見せてもらって、「ここに赤ちゃんがいますね。心拍を確認できましたよ。おめでとうございます。」と言われると、ほっとしたのと嬉しいのとで上ずった声で「ありがとうございます。」と言ったことを覚えています。

そしてしばらくエコーにうつる、まだ小さな袋を見つめていました。月経最終日から計算をして、先生が「来年1月2日が予定日ですね。」と、教えてくれました。そしてエコー写真をもらって、写メに撮り、主人の携帯に送信しました。小さな袋しかうつっていませんが、しっかりと体重も記載されているんですよ。

こんな小さな袋のような命から手ができて足ができて顔がつくられて、私のお腹から産まれてきてやがて話すようになる。想像するだけで神秘的でした。どんな顔になるのかな、顔が見れるのはいつなんだろうと、幸せいっぱいで初めての診察を終えていました。おめでたを家族に報告するとみんな心から喜んでくれて本当に嬉しいものでした。

病院選び

妊娠するとまず決めなければいけないのがどの病院にするかです。友人や家族の口コミがとても役に立ちますね。とくに妊娠・出産を経験された方の話を聞いてから選ぶことをオススメしたいです。都会にはたくさんの病院があると思います。個人病院から大きな総合病院まで。

個人病院のメリットは、待ち時間が比較的短いことと、産後の入院食がおいしいところが多いということです。中にはホテルのような食事や待遇がある病院だってあります。デメリットは、妊娠中や出産時に何か緊急のことがあったときは、対応できなくて他病院に搬送されるという点です。すぐに他病院が受け入れてくれるといいですが、産婦人科医が減少している現在では、事件にもなった”たらいまわし”される可能性は大いにあるといえます。

あと、人気が集中している病院は産後の退院がとても早いということです。総合病院のメリットは、緊急のときにも対応は可能ですし、他の病院や子ども病院とも連携されていることもあって、出産後の新生児に何か異常があってもすぐに対処してもらえる点です。ただ、個人病院とは違うので、待ち時間も長いですし、他の症状の方もたくさんいらっしゃいますので、風邪やウイルスには十分に気をつけなくてはいけません。

私は、一人目のときは、里帰り出産を予定していましたので、個人病院を選びました。予約していれば比較的待ち時間は短くて助かりました。里帰り先の出産する病院は大きな総合病院を選びました。やはり一人目ということもあり、自分がどういう状態になるいかもわからなかったので、安心してお産にのぞめるようにと思ったからです。出産を経験された方であれば、個人病院を選ばれてもいいかなぁと思います。

つわりがはじまる

妊娠がわかり、間もなくするとつわりが始まります。中には最後までつわりが全くない人もいるようです。私の友人は5人出産しましたが、5人ともつわりがありませんでした。3人目のときは月経不順と重なり、5ヶ月になるまで妊娠に気づかなかったぐらいです。私は吐き気をともなうつわりにかなり苦しみました。

気分が悪くて横になるのですが、その体勢に慣れるまで1時間ぐらい気分が悪いままなんです。ソファに座るとその体勢に慣れるまで1時間、といった具合です。1日中何をしていても気分が悪く、食欲も全くありません。食欲だけでなく、人が食事をしている姿や音、食事の匂いや湯気、そのものを見るだけでも吐き気をおぼえました。

なので、買い物に行くだけでも一苦労です。そんな状態なのに、急にカップラーメンが食べたい!と思って、コンビニまで買いに行き、食べようとすると一口二口でギブアップ、なんてことも。一番記憶にあるのが、夜中にどうしてもハンバーガーが食べたくなって我慢できなくなり、主人がコンビニまで行ってくれたのに、電子レンジで暖めている匂いで気分が悪くなり、結局主人が食べることになってしまったことです。

悪いなぁと思いつつも、つわりは自分ではコントロールできないもので、体験しないとその辛さはわからないと思います。赤ちゃんのためにそれまでの食生活を変えて、規則正しい生活をおくれるようにするためにつわりがあるとも聞いたことはあります。つわりがひどい人は、点滴で栄養を補給したり、管理入院することもあるほどです。

臨月までつわりがある人もいますが、ほとんどは安定期にはいる前あたりでおさまり、急に食欲が増えることが多いです。どれだけ妊娠初期につわりがひどく、食事を摂れなくても今までお母さんに蓄えられていた栄養が赤ちゃんには届いてるので安心してください。安定期にはいる前ぐらいからは赤ちゃんのために多少辛くても食事は摂るようにしてくださいね。

頭痛のつわり

つわりにもさまざまな症状があり、個人によってその度合いもさまざまです。全く食事が摂れなくて、吐き気をともなう吐きつわりに、常に何か口に入れて食べていないと気分が悪くなってしんどくなる食べつわり、眠気におそわれるものや頭痛をともなうものもあります。

食べつわりは体重が大幅に増え、出産に影響がでることもありますのでしっかりと管理することが大切です。あまりにもひどいと、先生から指導をうけることになります。私は3人を出産しましたが、症状はさまざまでした。今回は頭痛についてお話したいと思います。妊娠が発覚してから間もなく頭痛が始まり、頭がわれそうになる日もありました。

一体なんなのだろうと思い、検診時に先生に相談すると「それもつわりの1つです」と言われました。「つわりで頭痛なんて聞いたことがないです」と言うと、「結構あるんですよ、赤ちゃんがお母さんを休ませようとしてるんです。」と言われました。もちろん市販の頭痛薬を飲むことはできませんし、飲める頭痛薬はあるにはあるものの、効き目は本当に弱く、それなら赤ちゃんのためにも飲まずに我慢することをオススメしますと言われたので、私は頭痛薬を一度も飲みませんでした。

実際、効き目が弱すぎて全く効かないそうですね。私の場合、一日中頭痛が続いていたもので、良く眠ることぐらいしか対処はできませんでした。インターネットで検索して調べてみると、先生の言われたとおり頭痛のつわりを経験された方が多く、驚きました。

対処方法として「コーヒーを飲む」とあり、早速試しましたが残念ながら全く効果はみられませんでした。私の場合は温かいココアをゆっくり飲むと少し痛みが和らいでいたように思えます。頭痛は気分の問題も一理あると思いますので、痛い痛いと思ってふさぎこむよりも、外にでてしんどくない程度に買い物したりと気分転換することが大切だと思います。