35歳で妊娠と出産の体験記

母子ともに健康でありますように

仕事について

初期はとても大切な時期です。まだ赤ちゃんも小さく、母子ともに不安定な時期であり、つわりもともなってかなり負担のかかる時期でもあります。ですが、最近は共働き家庭が多く、妊娠してもすぐに辞められるような状態ではないと思います。私も共働き夫婦で、経済的理由からすぐには仕事を辞めることはできませんでした。かといって、職場の仲間に負担をかけたくない、迷惑をかけたくない、という思いもありました。

悩んだ末、会社に伝え、シフト等は相談しながら決めていくことにしました。私の職場はとても仲が良く、妊婦もとても喜んでもらうことができました。中には、会社の理解を得られないという方もいらっしゃると思います。妊娠しながら仕事を続けるということは本当に大変なことなので、ご主人様と相談して、辞めることもオススメします。

私はフラワーショップに勤めていましたので、とても冷える職場でした。お花の水替え等の力仕事もあります。大きな花束を作るときはかなりの腕力が必要になります。立ち仕事でした、会社の方が小さなイスを用意してくださり、負担にならないようにお客様がいないときは座っているように言われました。

お花の水替えは女性にはかなりの力仕事なのですが、私の順番のときは前日に友人が遅くまで残って用意してくれていました。朝出勤すると用意されていて、本当に嬉しかったです。それが当たり前にならないように毎回心からお礼を伝えていました。冷え対策は自分でしっかりとしていました。

足元がとても冷たいしょで厚めの靴下を履き、デニムの下にはタイツも履いていました。仕事を続ける分、なるべく赤ちゃんに負担がかからないようにできるだけのことはしていました。体調が悪いときは無理をせず、すぐに伝えることが大切だということも実感しました。それは無理をすると結局は次の日に支障をきたし、職場の友人にも心配をかけることになるからです。そのためにも職場との信頼関係をしっかりと築くことが大切です。

母子健康手帳

病院で心拍が確認されると母子健康手帳の手続きをとるように言われます。市役所に行って、母子健康手帳を受け取ったとき、妊婦になり、もう自分だけの体ではなくなったことを実感する人も多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人で、母子健康手帳を手に取ったとき、本当に嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

主人の休みの日に一緒にショッピングモールへ行き、母子手帳ケースを選んだものでした。母子健康手帳の表紙には母親・子どもの氏名、交付された日付を記入する欄があり、中を開けると、「子の保護者」「出生届出済証明」「妊婦の健康状態」「いままでの妊娠」「妊婦の職業と環境」「経過」を記入する欄があります。

万が一、交通事故にあったり、外出先で体調をくずしたときにとても大切な情報なので、しっかりと記入して妊婦中は肌身離さず持ち歩くことが必要です。母子健康手帳の交付後は、毎回の検診時にもって行き提出します。妊婦の体重・血圧・尿検査の結果を先生が記入します。

私はよく尿たんぱくがおりてしまい、先生に何度か注意されました。特記支持事項の欄には「塩分を控えましょう」と毎回のようにはんこを押されています。もちろん、母子健康手帳は妊娠中だけでなく、出産の状態を記入したり、赤ちゃんの情報も書き記されます。退院後の成長や1ヶ月検診や予防接種をうけるときにも必要なので大切に保管しましょう。

私は小学生低学年の頃、宿題で赤ちゃんの頃の話を聞いてくるというもんがありました。私の母は母子健康手帳をだしてきてくれて、色々と見せてくれました。色々なことが記入されており、母の嬉しいコメントもメモされていました。それを見て、自分がどれだけ待ち望まれて産まれたのかを実感したことを覚えています。私も自分の子どもに同じように感じてもらいたいので、たくさん記入して良い思い出にしようと思っています。

妊婦検診助成金

私が妊娠した頃はまだ、妊婦検診助成金というシステムは私の住む市ではありませんでした。次女を妊娠した頃に初めてそういうシステムができたことを知りました。それまでは妊婦検診は完全自費で、出産一時金も現在のような直接支払い制度(前払いができるもの)がなく、事前にお金を用意して退院時に支払わなければならないものでした。

若い妊婦や、母子家庭にとってかなり厳しいものだったと思います。妊婦検診助成金は、全国で統一されたものではなく、県や市によってさまざまです。私の市では、妊娠前期と後期でそれぞれ金額と回数の上限が決められていました。なので、血液検査等で費用がかさむときに使用していました。

妊娠した頃には、妊娠中をとおして、金額の上限が10万円と決まっており、5000円券数枚、4000円券数枚、10000円券数枚、というようにチケット制になっていました。それも一度の検診で1枚しか使用できないので、不便なものでした。

私の友人が住むところでは、妊婦検診は費用がかからない、全て無料だと言っていました。それを聞いてとてもうらやましかったです。なぜなら、私の住む市はかなりの田舎で、産婦人科は総合病院内の1軒だけ。隣の市まで行くか、その病院にするしか選択肢はありません。先生も少なく、厳しい状態なので周りの市や県に比べると圧倒的に妊婦検診が高額なのです。

例えば、血液検査でも他の病院だと10000円前後ですむところが20000円かかりました。居住先を決められる時期であれば、前もってリサーチして、妊婦検診助成金が充実した市、それと後々のために保育料の安い市を選ぶことをオススメします。とても助かるシステムなので上手に活用しましょう。